すえっこちょうなん

40週 予定日前日 病院入り

ちょっと前の話だけれど。
2年前の今頃、まんじりともせず病院のベッドで寝ていたハハ。
39週過ぎた頃から毎日のように前駆陣痛っぽい痛みはあったけど、全く生まれる気配のない赤ちゃん。結局、出産予定日前日に入院、翌6時にLDRに入りましょうというスケジュールに。バスで荷物を持って一人でやってきたハハに看護師さんはちょっと引き気味。
主治医は一言「産まれませんでしたね」

入院手続きが終わり病室に入っても、ずっと続く痛みに突然産気づいたらどうしようと、結局チチには夜中でも来れるよう留守番役にチチ母に泊まってもらえるとよう手配してもらい。
思い返せば、姉ズの出産の時も立ち会ってもらってたので、一人で出産したことがないのだと気づいたその夜。
どんな状態の子かわからないのに、生まれた時一人だったら、どうしたらいいんだろう、一目で異常とわかる子だったら、抱けるだろうか? 産まれた時に息をしなかったら一人でどうしたらいいんだ?ただただ不安で眠れなかったのを覚えてたり。
でも、その日の夕食は思い出せなかったり。
脳梁がないということしかわからない子が生まれるのを待つしかない時がやっと終わると思うと同時に、終わるけど始まりでしかないんだんという気持ちも強く。
気づいたら夜があけ6時になってた日。

あの時のモヤモヤした無力感を思い出すと今でも心がざわつくけれど、ただホッとするのは、すえっこがかわいく思えるということ。
何度も産まなくちゃいけないのだろうかと思い、何か事故があればと考え、産まれてからも今でも、どうしてと思うこともあるけれど、体も大きくなり、顔つきも無表情ながらも赤ちゃんぽさがなくなってきたすえっこは、居るべきして存在しているのだとつくづく思うハハ。
それだけは2年前と違う心境で嬉しく思えることだったり。
今の恐怖はこのまま成長したすえっこの頬にヒゲが生え始めること。切なすぎる...


そうそう、何故か11月なのに公園の桜が咲いてた年でもあった2年前。




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38週 無保険(補助)期間突入

38週になっても産まれてくる兆しのない赤ちゃん。
実は、38週という目処は姉ズの経験以外にも、それまでに産まれて欲しいというハハの希望であり。
なぜかというならば、妊婦検診の補助券がなくなってしまうから!
産むはずだった産院から転院、検査等した結果、姉ズの時は余った補助券が足りなくなるという事態に。
前の産院でも補助券があってもプラス5000円は必要だったのに、転院先の大病院では、エコープラス診察で8000円必要に。
しかも、36週以降検診は毎週になるというステキなルールが。
毎週なにか変化があって、安心できるならまだしも、ただ産まれるのを待つのみの状態で、エコーを撮っても、なにか言われるでなし、たまに研修ぽい人が指導受けながらやってるし、診察でも、「まだですねえ」と言われて終わるだけ。
そのために費やす時間はバス往復1時間に、待ち時間3時間。で、補助がなくなり、1万3千円の出費。
痛切に思ったことは、妊娠は病気じゃないとして保険対象外までは我慢するとして、もう産まれるしかない胎児が無事に産まれるための診察は保険対象にしてくれ!ということ。受診してるのだって胎児診察科で、産科じゃないし!
病院通い自体がストレスだったこの時期、毎朝前駆陣痛を感じるたび、陣痛になれーと念じ、身軽なうちに外食しまくる予定も夢と消え、どんよりした気分が拭えない時期だったな。



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37週 祖父母への報告

転院が決まった時から、いつ自分たちの両親に現状を伝えるか、決めかねてたチチハハ。
少しでもどんなこどもが生まれるのかわかってからがよいと、MRI結果を待つも、ハッキリせず。専門医に話を聞くも、ハッキリせず。

姉ズ2人が38週目で生まれたことから、3人目もそのくらいに生まれるに違いないと思い込んでいたハハ。
そして、出産時には病院に駆けつける気満々のハハ両親。
しかも姉ズが産まれた産院でって伝えちゃってるので、産気づいた!病院違う!というわけにもいかず。
転院の話をすれば、理由が必要になる。となれば、できる限り正確な状況を伝えて、余計な心配をさせないように且つ、心の準備もさせなければと思うハハ。
(MRI結果待ちの頃に、チチ父に病院ってどこだっけ?と言われ、うっかり前と一緒ですーと取り繕ったら、その病院を覚えてなかった様子だったので、しまった!始めからの振りして、転院する方言えばよかった!と思ったりもしたハハ...)

で、ギリギリ待ってたのに、結局わかってることは、脳梁欠損ってことだけ...

すえっこ家では、祖父母へのなにかしらの話は、大体チチハハそれぞれが各自で伝えていたので、今回もその通りに。
臨月のハハのサポートで姉ズのお迎えに来てくれてたハハ両親にはハハから。
どう言おうかと思ったけど、とりあえず事実を話そうとすると、結局散々聞いた「脳梁ってね、~」というフレーズしか言えないハハ。ハハ父はそうか、と言い、ハハ母はなんてこと、と泣きそうになるも、ハハの顔をみて押し止まり。
とりあえず現状としては、生まれてくる子には脳の形成異常があり、どう生まれるか、どう育つかわからない。いつもの産院ではお願いできなかったので、転院するということを事務的に報告したハハ

チチ両親にはチチから説明したので、どうだったかはよくわからないけど、後日チチ母に「長生きしなきゃね」と言われ、ありがとうございますと思ったことは覚えてたり。

赤ちゃんのことがわかってから、気に病んでた関門は思ったほど、大騒ぎなくクリアだったこの週。




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36週 うまれるまでわからない

羊水検査をしないと決めたくせに、では、赤ちゃんはどのような状態で生まれてくるのか気になってならないハハ。
毎回のエコーでは、すでに脳室の大きさに敏感になることもなく、心臓も丈夫、口をもぐもぐしているらしい等々話されるだけで、ちょっと体が小さいくらいしか、異常もなく。
とはいえ、この赤ちゃんが、生まれたらどんな病気が考えられるのか、どんな風に育つのか、どういう風に扱ったらいいのか、何度もたずねるハハに、主治医の先生が、「専門の先生に話を聞いてみますか?」と、神経内科の先生に話を聞かせてもらえる機会を設定してくれ。
先生の空いている時間に予約をしてくれ、それは36週もすぎる頃で、万が一生まれてたら、それはそれでよしとしましょう、と主治医の先生。

結局生まれず迎えた予約の日、後から知ったのだけれど、その先生は、出産した病院唯一のてんかん専門医でした。
珍しく、いろいろ気になることをメモしてノートなど持っていったハハ。
先生は、胎児MRIの画像を見て、脳梁欠損以外に特に異常ははっきりと見えるものはないとのこと。
後頭葉が変形しているようだけれど、脳梁がないことによる変形かもしれないので、これでどうなるとは今はいえないとのこと。
ハハが気になっていた多小脳回については、この月齢でははっきりいえないとのこと(これは産後のMRIでも言われてて、いまだ不明)。
等々、MRI画像でわかることは話してくれ。

で、相変わらず、脳梁欠損は、最近のエコー技術で出生前にわかるようになったので、普通に生活している人でも脳梁がない人がいるかもしれない。これだけではどのような症状がでるかは、わからないし、症状がないかもしれない、ということを説明され。まったく異常のない人もいれば、ねたきりの人もおり、だからといって、脳の状態が悪いから、症状が悪いというわけでもなく、こればっかりはならないとわからないと、話され。

期待していたような、新しい情報は基本なくて、せっかくの予習ノートも肩透かし。
最後に聞けた質問の答えが唯一新しい情報、同じような脳梁欠損は、この病院では数ヶ月に一人くらい発見される症状だということ。


先生は丁寧にわかりやすく、こちらの質問にもきちんと話してくれたけれど、ハハの感想としては、結局脳のことは専門の先生にもわからないらしいということ。この胸のもやもやは晴れることなく、出産後、ラッキーならば、今の悲しみや不安は取り越し苦労に、アンラッキーなら、この不安も胸の重さもそのままに、ということなのだと理解。

病院を出た後、チチに送ったメールには、「結局、生まれるまでわからない、生まれてもわからないってことらしい」
としか、書けなかったハハ。これは今でも、強く思う実感。
とはいえ、ここまでとは実は想像してなかったり...と思うすえっこ11ヶ月の今だったり。



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33週 fじゃない...

姉1号にそっくりなすえっこ。
でもかわいいものがびみょうに似合わない。笑わないから?




すえっこの異常が確定が濃厚になり始めた頃、ふと、この子は男の子かもしれない、と思ったハハ。
染色体の異常とか言われたので、XXの女の子より、XYの男の子の方が異常が起こりやすいのでは?という素人考え。
実際男の子特有、女の子特有の病気はあるわけで。
なぜそんなことを思ったかというと、我が家は生まれるまで性別はお楽しみ派。
姉ズが生まれた時も、おめでとうと言ってくれる助産師さんに1番に発したセリフは「どっちですか?」だったチチハハ。
というわけで、すえっこもそれまで、性別を知らなかったので、そんなことまで考えて。

で、大病院でたくさんの人に囲まれ撮られたエコー写真。
家に帰ってよく見てたら、画像の真ん中あたりに線がひかれて「male」って書いてる。
思わずチチにも見せ、「male femaleってどっちがどっちだっけ?」などと間抜けな質問。エコー写真に書いてるmaleの意味ってやっぱり性別だよね。
それまでの産院では、性別は言わないでとお願いしていたので、エコー撮る時も、性別がわからないように気を使ってくれてたのだけど。
新しい先生は特にその点に言及せず。今さらだから、言う必要なしだったのかしら?お楽しみ派は少数派なのかしら?まあ、この病院で出産するくらいだと、生まれればいいてきなケースも多いだろうしね。
とはいえ、写真の文字は余計な情報じゃー!
どうせ知るなら、もちっと感慨深いシチュエーションが欲しかった!
ま、でも次回説明してくれるのかな?などなど、性別確定したようなしてないような気分で、もらったMRI結果。
多小脳回の言葉のかなり下に「睾丸には正常に精巣あり」のフレーズ。
MRIで見えたら、確定だよね。でも、もちろん先生からは告げられず。

脳梁欠損が確定と同時に、性別も確定した赤ちゃん。
でも結局、生まれるまで先生からは、そこに触れられることなく、生まれて来た赤ちゃんだったり^^;

これ以降も何度もエコー撮ったけど、ハハの見るところは、どこかに異常ないかどうか、研修医っぽい先生が一生懸命3Dの赤ちゃんの顔など見せてくれて、「きれいな顔ですよ」と言われても、「鼻はあるんですね!(染色体異常の病気の可能性も考えていたゆえのセリフ)」と、なんとも情緒のないセリフを言ってしまったり。
もう、無事生まれてくればいい、と思い始めたハハには、すでに性別より、体の状態が知りたい情報だったり(^^;


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